こんにちは、KAORUです。
今日は母方の祖母の命日です。
今年で亡くなって30年経ったと母に言われ
ふとそうだったと思い出しました。
母は「もうそんなに経ったのかって思う。
けど、今日まで長かったなあと思う反面
あっという間だった気もして不思議な
気持ち。」とつぶやきました。
私は写真にうつる祖母しか知りません。
どんな人だったんだろうと、会ってみたかったなあと毎年この日は特に思います。
でも、少し寂しい話ですが、もし祖母が
30年前の今日に亡くならなければ
私は今の私として生まれてきませんでした。(母曰くこれは絶対そうだったらしいです。)
ということは、今生を受けてここにいると
いうことは祖母の死なくしてはありえなかったということです。
なので、どう転んだとしてもこの世界で
祖母と私が同じ時を生きることは
できなかったということになります。
なんか複雑な気持ちになりました。
たまたま今病院に来ていて、新生児を
大事そうに抱いている人も、病に苦しんで
いる人も前を通り過ぎます。
人生のめぐりあわせって一人間にはどうする
こともできない部分が多いですが、
いつからか、祖母が見られなかった母の歳を重ねていく姿を代わりに見てあげている
気持ちになっています。
今から考えると祖母は比較的若くして
亡くなりましたし、その後母はかなり
苦労しながら生きてきました。
タイミングが合わず直接会うことは
叶いませんでしたが、それこそ人生の
何かしらのめぐりあわせで祖母の孫として
生まれてきたので、いただいた命を
大切にしながら生きていこうと思います。
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