こんにちは!KAORUです!
先日の記事で父の話をしたので冒頭に影響は母から多く受けていますと書いたのに
父からも影響を受けているのではないかと思われるかもしれませんが、
私の今持ち合わせているマインドは間違いなく母から受け継いだものです!
母と私の関係においてまず大きく影響したことがあります。
それは、私が3歳くらいの時に母の病気が発覚し、高校生になるまで闘病生活を
していたことです。
病気の進行は遅いものでしたが当時は完治する可能性が低かったもので、
だんだんと弱っていくんだ、ずっと親はそばにいてくれない、いついなくなってしまってもおかしくないととても心細かったです。
母も人よりタイムリミットが迫っていると思っていたようで、幼い時からその時の私には
少し難しいようなことでも包み隠さず伝えてくれていました。
中学生の時に母は病気を完治させるべく入院し、本格的な治療を行いました。
運良く今は完治して元気です。
母娘仲良いねと言われますが、闘病していた時のこともあり、
今でも2人で過ごす時間があるって私の中では本当に幸せなことなんです。
今では2人とも大好きな旅行に一緒に行って楽しんでいます。
生きてくれているって有難いことだなと思います。
そういった背景もあり、母の半生を振り返ることもしたいのですが
父以上に長くなりそうですので、母の教育方針から影響を受けたポイントを
6つに絞ってお伝えできればと思います。
《母の教育方針》
1 転んでもタダじゃ起き上がらない
2 選択肢と可能性を最大限与える、その上で最後に決めるのは子ども
3 ひとりでも生きていける力をつけなさい
4 「なんとかなる」はならない
5 思っていることは言葉や形にしてちゃんと伝える
6 世界は広い
1 転んでもタダじゃ起き上がらない
これ我が家の家訓なんです。笑 なんなんでしょうね、パンチが効いているというか・・・
なぜこれが家訓なのかわかりません。
母としては何か壁にぶち当たって転んだとしても何も得ずに転んだだけで終わらせて
しまうのはナンセンスだと思っているようです。
でも本当に染み付いているというか、何か困難に直面した時にはこの言葉を思い出して
何事からも学んでやるという精神はついたと思います。
2 選択肢と可能性を最大限与える、その上で最後に決めるのは子ども
個人的にはこれが今の私のルーツになっているのではないかと思っています。
今まで数ある人生の分岐点において、母は私に色々な選択肢と可能性を見せてくれました。
なぜこの考えに至ったかを聞いてみたことがあります。
すると「絶対険しい道になるとわかっていても歩ませるのは親としては辛いことも
あったし、見守るのも大変だったよ、でも自分で選択したのだから責任も自分しか取れない
でしょう。きっとそれが頑張れる源にもなると思うの。」そう母は言いました。
手前味噌ですが、なるほどなあとすごく納得できたことを覚えています。
結果として親の希望もずっとあったようですが、私はことごとく違う選択を選んできたと
思います。でも自分なりに納得のいく選択をするにはより多くの選択肢とその先に広がる
可能性を知らないといけないと思うんです。
母が私に幼い時からこのように育ててくれたおかげで今があると思いますし、
私だけに限らずどの人にも大切なことではないでしょうか。私は運良く母の子どもとして
生まれてきたからそれを体感することができました。でもそれってみんながみんなそうでは
ないだろうと思い、次は私が誰かにこの考え方を伝えられないかと思って、今に至ります。
これは人生がより豊かに生きられるひとつの方法だと思うのです。
キャリアコンサルタントはそれを伝えるというよりかは気づいてもらえるよう支援していく
ことが必要なのかなという認識でいますので、選択肢や可能性に行き着くまでの気づきを
クライアントさんに持ってもらえたら私のカウンセリングは成功なのかなと考えています。
3 ひとりでも生きていける力をつけなさい
4 「なんとかなる」はならない
これは周りの人から私が資格マニアだと思われているひとつの由縁になっていますね。
母曰く「勉強することで身についた知識は一生なくなることはないから勉強はやっておいた
方が良い。」勉強しなさいと強制されたことはありませんが、母は口すっぱくこの言葉を
言います。
他人の人生を面倒見てくれる人ってなかなか現れないと思います。私はまだしていませんが、
結婚したとしてもこのご時世旦那さんがたくさん稼いできて養ってくれるとは
限りませんし、何が起こるかなんて誰にもわかりませんから、これもごもっともだと
思います。
同じく、なんとかなるでなりゃあいいですが、なんとかならなかった場合を想定して
手を打てるところを全て打ってからそう思うのと、手放しになんとかなる思い込むのは
違います。いずれも先を見据えて行動する大切さを教えてくれるポイントかと思います。
少々、母が思った以上に私がたくましくなりすぎた部分はご愛嬌ということで・・・笑
5 思っていることは言葉や形にしてちゃんと伝える
また別記事で紹介しますが、今後やっていきたいこととして企業内の研修なども
手掛けていければと考えています。そのコンテンツの中でひとつこのポイントに通ずる研修を
作りたいと思っているのですが、意外とこの部分って簡単なようでやり方をわかって
いなかったり、難しく感じる方もいらっしゃると思うんですよね。
特に何を伝えなさいよと教えられたか、それは「感謝」です。
上司と部下の関係でもそれ以外のプライベートの関係でもその意を伝えるか伝えないかで
コミュニケーションって見違えるように変わると思うのです。
ではどうやって伝えるのか。とてもシンプルなことなのですが、こちらではここまでとして
おきます。
6 世界は広い
2の項目に通じますが、選択肢と可能性ってきっと住んでる近くや日本にとどまらず世界中に
ころがっています。
母は学生時代に1ヶ月だけですがカナダにいた際にそう思ったんだそうです。
でもいろいろあってそのチャンスをみすみす逃さざるを得なかった経験があるようで、
我が子にはそういった思いをさせたくないと子どもができた時から
心に決めていたらしいです。
視野広くアンテナは高く持っておいて損はないですよね。
今さら月並みなことを言うようですが、広い世界を知ることって人生においてすごく
有意義なことだと感じています。
以上が母から私が受け継いだ生きていくのに必要な力かなと思います。
子育てに不正解ってないとは思いますが、母イズムを引き継いで生きてきて、
今のところとても充実した日々を暮らせているなと思っています。
いいことしか今回は並べていませんが、逆に反面教師にしていることもたくさん
ありますので、母がパーフェクトな母親かどうかはまた別です。
でもいいところは取り入れていけばいいと思いますし、この記事がどなたかの目に止まり、
少しでも参考になれば幸いです。
また、この記事の内容は母からインスピレーションを得た私なりの解釈です。
この考え方は私が仕事をする上で非常に大きな柱になっていると思いますので、
ひいてはこの記事が私のプロモーションにならないかなあと企んでいます。
考え方を共感してもらえた方にはもっと具体的に、直接お伝えできたらなと思います。
ご依頼来ないかなあ!笑
先日投稿したのは先月ハワイ島にて撮影したものなのですが、
こちらは2017年に同じツアーへ参加した際撮影した満月の写真です。
星を見に行ったにもかかわらず、この満月であまり見えなかったんですよね・・・
でもなかなか旅程を満月の日に合わせるのもある種難しいでしょうし、
これはこれでいい思い出です。
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