こんにちは、KAORUです。
先日、JCDA主催の新資格保有者向けウェルカムトレーニングというものに行ってきました。
いろいろなライセンスを取るとその資格に付随する「協会」というものがたくさん
ありますが、キャリアコンサルタントにもその協会に当たるものがあります。
日本キャリア開発協会(JCDA)はキャリアカウンセリングを行う実務家のためのCDA資格
認定団体です。キャリアコンサルタントという国家資格を受けた人はその後の活動を
広げたり、知識を深めるためにさまざまなかたちで自己研鑽を積んでいく必要があります。
JCDAはそのひとつの方法として情報と機会の提供をしてくれる機関と言えます。
キャリアコンサルタントが国家資格化されたのは2016年からなのですが、前身となる資格は
以前からありました。その時からの会員さんも含め開催されるこのワークショップはいいと
評判を聞いていたため今回行ってみました。
〈今回のポイント〉
・仲間づくりの大切さ
・相談するメリットについて
・仲間づくりの大切さ
同い志を持った人たちってとても心強いし、頑張れる要素になると思います。
思い返せば高校時代、勉強嫌いすぎて数学の定期テスト8点という驚異の点数を叩き出して
いた私が、ちゃんと受験勉強をして数学からも逃げずセンター試験も受け、志望していた大学
に合格できたのも一緒に勉強してくれていた友人たちがいたからですし、キャリアコンサル
タントの養成講座を経て試験勉強のため、講座が終わってからも毎週クラスの皆さんと一緒
に実技の練習をしたことは記憶に新しいです。
今回も同じ資格を持つ人同士これからこういう風に頑張っていきたいと思っているだとか、
今資格を活用したいと悩んでいるというような思いを持って来られた方のお話を聞きつつ、
先輩として資格を活かし活躍されている方のお話を聞くこともできました。
試験勉強をして以来お会いできていなかった方にもお会いしたりして嬉しかったですし、
楽しかったです。
仲間をつくったり、助け助けられができる環境に自分から入っていくことはその踏み出す
勇気以上の価値があると最近感じています。最初は躊躇してしまいがちですが、一歩踏み
出さなければよかったと後悔したことは今のところありません。
繋がっていく実感が一度できればきっとそこから次に踏み出せると思いますので、仲間は
とても大切だと改めて感じました。
・相談するメリットについて
今回のタイトルにもなっていますが、相談する側の経験をすることは定期的にやった方が
いいなと改めて思いました。
最近は聴く側に立つことが多く、カウンセラーさんの力を借りながら自分の思いに向き合う
ことをしていなかったので、久しぶりにスッキリして帰ってくることができました。
普段から結構自問自答しながら、今の自分にとって最善の方法は何かを必死に考えるように
心がけているものの、自問自答なので、自分の考えの範囲内でしかできないんですよね。
それをカウンセラーさんの見方や相談者はどういう考え方をする人物なのかという客観的な
目線も加わることによって自己探索が深まるようなイメージです。
例えば今回のセッションではこんなことがありました。
たまたま前職の職場環境について話すことになり、こんな職場だったとつらつら
話してたんです。以下再現すると ※カウンセラーさん:カ、KAORU:私
カ:「あなたは前職の先輩や上司の方々ととてもいい関係を築けていたんですね。
最終出社日のことで何か思い出されることはありますか?」
私:「部長はじめ課長や先輩たちが飲みに連れてってくれました。送別会も別で
してもらったのですが・・・あ、あとは女性の憧れている先輩から送別の品をいただけましたね。」
カ:「飲みに連れてってもらったり、先輩から贈り物をもらったりして、どういう思いでその
1日を終えましたか?」
私:「えー・・・とてもありがたいなと。あとはこれだけしてもらったから、次のステップ
でもっと頑張らないとと思いました。」
カ:「ありがたい、と思われたんですか・・・」
とこんな話の流れになったんです。これまでその日のことなんて気にもしてなかったし、
ありがたいとは思っていたけど、それを自問自答で思い起こせていたかと言われれば過去の
思い出としてそのまま通り過ぎていたかなと思います。
でも思い出したからこそ、「そうだった、もっと頑張らないと。」とか、「とても職場の人の
ことが好きでありがたいと思っていたから辛くても頑張れたな」とか、「ありがたいと思う
気持ちって大切だな」とかいろいろ新しく気づきを得ることができました。
別記事でも触れたいと思っているのですが、アメリカみたいにカウンセリングやセラピーが
もっと身近になったらいいなと思います。
もっとこんな経験をたくさんの人に感じてほしい!
私の仕事をするうえでのテーマが「新たな気づきと選択肢と可能性を感じてもらう」
なんですが、やっぱりそうだこれがやりたかったんだと再認識できるいい機会に
なりました。
自分のカウンセリング能力もまだまだなので、予防線を張る意味でも相談する側に
持っておいてもらえるとありがたいマインドがあります。笑
それは「しっかりとこれまでの経験に対して向き合い、思い起そうと頑張ってみる」です。
“頑張る”という表現はあんまり好きじゃないんですけど、思い起こそうとしてみてほしいと
いう期待の意味合いも込めてそうお伝えしたいと思います。わからない、そんなこと当然だと
思うことも、なぜそういう考え方に行き着いたのか、当然だと思うのはなぜなのかという
ふうに考えていくと、そこにこれから生きていくためのヒントがあるかもしれません。
その思いを持ってもしカウンセリングにいらしていただいた際には、全力で私もその思いに
お応えできるようご相談をお聴きいたします!笑
今回のような気づきをもっとたくさんの人に感じてもらいたいなと思いこの世界に
踏み込んだので、まだ微力ながらこの感動は是非多くの人に伝えていきたいと思います。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
どんより曇っていたのにブワッと風が吹き抜けて晴れ間が出てきたオアフ島の海。
ここのビーチは少しの時間一度しか行ったことがないのでまたゆっくり行きたいです。
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