証券会社って(業界研究) ラスト


こんにちは、KAORUです。


今日で2月も終わりですねー。

昨日たまたま去年の暮れのことを思い出したくて、どうだったかなと考えてたんですが、まあ

出てこない出てこない。そういうもんでしょうか?それとも、私は思い出せなさすぎ?




言い訳みたいで恐縮ですが、今年は始まってからのことを思い出しても盛りだくさん

すぎて!!




明日以降に2月の振り返り記事も書こうとは思っているのですが、思い起こすのも大変そう。







先日からのつづきになります。これまで学生さん向けの面談をしてきて、学生さんから

問い合わせが多かった金融業界及び証券会社の業界研究についてです。




自己分析のご依頼がメインではあるものの、Matcher自体がOB・OG訪問用のアプリという

こともあり、聞かれることが多いです。

今日が最終の記事になると思います。ご参考ください。







【証券会社のことについて多いご質問】

・ノルマはやっぱり厳しいのか(お客様とノルマの兼ね合いについて)

・知識は身につくか

・個人・法人の営業の違いはどういったことか

・希望した職種に就けるかどうか


【金融業界に多いご質問】

・各会社の違いや求められる人物像とは



これまでの記事です。



・希望した職種に就けるかどうか


少し表題とは違うかもしれませんが、私もそうでしたし、お会いする学生さんもそうなん

ですけど、あんまり証券会社で働いている人たちの仕事って何かわからなくないですか?

おそらくだいぶ力を入れて業界研究をしてきた人からするとイメージはついてきているの

かもしれませんが、例えば「食品メーカー」のようなわかりやすい分野ではないぶん、

とっつきにくさもあるかと思います。







営業の仕事に関しては前記事でお話ししました。それ以外ってなにがあるかご存知ですか?

わかりやすいのは人事部とか、総務部とかそういったどこの会社にもあるところはもちろん

存在します。あとは、総務部やコールセンターもありますね。上司の中ではずっと総務部と

いう畑で生きてきたという方もいますがかーなーりレアなケースです。総務部やコールセンタ

ー、お客さまと対面の機会を持たない営業系部隊もいますので、その人たちはだいたい営業

から時を経て現職に就いていることが多いです。







営業のチームではなく特殊な部隊もいて、トレーディングを専門にやっているチームも

あります。いわゆる商品調達の部隊ですね。一部の方は本当に特殊で、マーケットをウォッチ

しながらあらゆる金融商品を買って持ってくる人たちもいます。この人たちは年俸制で働いて

いる人もいました。結構取引をうまくやって、実力勝負でもらえる報酬も変わるみたいな人

たちです。



こちらも新卒で配属されることはまずないと言っていいと思います。トレーディングをもっと

専門的にやりたいという方は証券会社の総合職で入社してからの道のりは遠いかもしれませ

んので、もっと近い道を探してみてください。







そのほかにも投資銀行的な側面も証券会社は持っています。採用サイトの詳細を見て

いただいたらわかると思うんですが、総合職(入社後営業職に就く予定の採用)で入社しても、

職種によりもしかしたらご自身が思い描いている部署や仕事に直結しないかもしれません。

営業以外と考えると大半はそのチャンスが回ってくる確率が相当低いでしょう。なので証券

会社で営業ではない仕事をしたい場合はご留意ください。







【金融業界に多いご質問】

・各会社の違いや求められる人物像とは


私が思う金融業界を取り巻く会社たちの違いは「商業銀行(商銀)かそうじゃないか」で分かれ

るような印象を持ちます。


商銀はジェネラリスト、それ以外はスペシャリストというイメージです。


私はメガバンの金融グループに入っていた証券会社でしたので、関係各社とのやりとりとその

内容について少しご説明します。







銀行員さん(以下:行員さん)はお客さまと「取引銀行」としての顔で応対します。なので、

お客さまはその時々でいろいろなお金に関するお悩みや考えていることを行員さんに言う

わけです。




すると行員さんは「じゃあ専門のこの人を連れてきますね。」と言う感じで信託銀行や証券

会社、カード会社、不動産会社、コンサルティング会社、M&Aのサービスを行なっている

関係会社といった自分たちの仲間を連れてくるんです。







行員さんはその橋渡しをすることと、法人相手であれば年単位で訪れるその会社の決算を

見て融資ができるかどうかを審査したり、資金面でのやりくりに関して調整するということ

をしています。なのでそういった面では行員としての専門的な仕事もしています。







まずはざっくばらんに求められる人物像としてはジェネラリストになりたいか、もしくは

スペシャリストになりたいかで考えてもらえるといいかなと思います。






一時、自分の会社でできないことをお客さまに相談されて、「銀行員だったらお役に立てる

かもしれないのに!」と悩んだこともありましたが、私はスペシャリストになっていきたい

という思いが心のどこかにあったので、それもいつしかなくなっていきました。




それに、もう銀行員さんに逆オファーしたことも度々ありましたね。「ここのお客さまが

こういうことで困っているから、何か方法はありませんか?」と聞いてみて、結果グループ

としても、お客さまとしてもウィンウィンになったこともありました。これはちょっとした

自慢です。笑




ただそれは前職の会社に対しては何もフィーが落ちてこなかったので、行員さんとその上司の

方にはめちゃくちゃ感謝されましたけど、私はなんの評価にも繋がりませんでした・・・

けっこうすごいことをしたのに悔しい!笑







わりにしっかり業界についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

少しでも求職者さんたちのイメージする材料になれば幸いです。







今月も見ていただきありがとうございました。

3月、4月はおそらくかなり不定期に更新すると思いますが、またお付き合いください。





噂の一方通行ばっかり

Holo i mua

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